THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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こんな写真はいかがですか?

最初に

時差ボケが完全に治らず、毎日3、4時に目が覚めてしまうアルマジロです。今回は自己紹介を兼ねて趣味の話を。

私はカメラが趣味の一つです。カメラが好き、というよりは自然や生き物が好きなので、それを写真に納めるのが好き、というのが正確です。カメラ本体にはそんなに興味がないので、カメラ本体は一つしか持ってないです。レンズは用途に応じて複数個持ってます。

私の好きな写真を分かりやすくいうと、小学生の「理科」の教科書に載ってそうな写真です。ジャポニカ学習帳の表紙にありそうな写真、とも言えます。

具体的にいうと、虫、花、鳥、星、雷が特に好きな被写体です。なんかポケモンの属性みたいですね。でも虫や鳥の写真なんかは、今まで撮ったことのない種類を撮影できるとめちゃめちゃ嬉しいので、ポケモンGOで新たなポケモンをゲットする気分に近いかもしれません。私にとっては、被写体がポケモンで、カメラはモンスターボールみたいな感覚です。

自然ではないですが、夜景撮影も好きです。各被写体の撮影例をご紹介します。全て私がオースティンに来てから撮影したものです。

 

 

虫写真

虫の中でも、蝶、トンボ、蜂が特に好きな昆虫です。さらに、それらが飛んでいるところを撮れるとテンション上がります。春になると、虫写真に費やす時間が増えます。

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クマバチの仲間(Horsefly-like carpenter bee)

虫の写真を真剣に撮る人って、きっとそんなにいないだろうと思います。いつも通りかかる人から、「なに撮ってるんですか?」って日本でも、米国でも聞かれます。で、「虫です」って答えると、「はぁ、虫ですか…」という反応が返ってきます。いつもちょっと「はずっ」ってなります。

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Familiar bluet (ルリイトトンボ)

花写真

花の写真はいいですね。「なに撮ってるんですか?」って聞かれても、胸をはって「花です!」と答えることができます。そもそも花のときは聞かれないですけどね。

こちらでは日本であまり馴染みのない花も多いので、そういう花を撮るのは楽しいです。花には蝶や蜂が集まることも多いので、セットで狙うことも多いです。テキサスでは3月末になるとブルーボンネットという青い花が至る所で咲き誇りますので、とても綺麗な景色になります。

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これがほんとの”鉢合わせ”

日本で春の代表は桜ですが、テキサスで春の代表はブルーボンネットです。テキサスの方もブルーボンネットが大好きで、たくさんの人が写真を撮りにきています。

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3月にはブルーボンネットが咲き誇ります。夕暮れ時のブルーボンネット

鳥写真

日本でも里山を散歩しながら野鳥撮影をやってました。こちらではトレイルで散歩をするついでに見つけた野鳥を撮影する、といった感じです。バズーカ砲のような本格的な望遠レンズは持ってないです。せいぜい400mmズームレンズで撮れる範囲です。

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クーパーハイタカ。オースティンは比較的簡単に小型の猛禽類に出会うことができます。

テキサスにはハチドリがいます。比較的街中でも、蜜の吸える花のあるところには出てくるようです。飛んでる時の羽音は、鳥というよりスズメバチやクマバチのような「ぶーーーん」という音です。大きさはスズメの半分ぐらいの大きさです。めっちゃ小さいです。

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ノドグロハチドリ。いつかハチドリがホバリングして花の蜜を吸っているところを撮りたいと思っています。

 

⇩その後、ホバリングしてるハチドリの撮影に成功しました。花じゃなくてフィーダーですけど。

 

動物写真

オースティンでは、トレイルで色々な動物に遭遇します。リスや鹿にはしょっちゅう遭遇します。たまにウサギを見かけます。天然のアルマジロもいます。

しかし、アルマジロの写真撮影にはまだ成功していません。なんとなくアルマジロというのは撮ったことあるのですが、誰が見ても「これはアルマジロ!」という写真はまだなんです。来年こそは撮りたいと思っています。

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めっちゃ美人の鹿。目を拡大してみてください。少女マンガの目をしてます。

初めてウサギに遭遇したとき、すぐにウサギだとわからずに、リスだと思ったんです。

「えらい耳が長くて、しっぽが短いリスやなぁ」と思いながら、写真を撮りました。撮った後で、「その特徴は、もう完全にウサギやがな!」と一人ミルクボーイになっちゃいました。

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私をミルクボーイにしてしまうトウブワタオウサギ

こちらが唯一撮ったことある野生のアルマジロ。「ほんまにアルマジロなん?」って感じですよね。絶対アルマジロです!

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誰がなんと言おうと野生のアルマジロ。来年こそは…


リスの写真は過去記事をご覧ください。

 

星景写真

日本では赤道儀(ポタ赤)も持っているのですが、米国には持ってきていません。なので、あまり凝った写真は取れないですが、それでもたまに星写真も撮ってます。

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2020/7/19に撮影したネオワイズ彗星

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愛車が宇宙船っぽくなるように背景に星の日周運動を入れました。

雷写真

オースティンは日本ほど雨が降らない代わりに、雨が降ると雷とセットになることが多いです。雷が鳴りだすと、ベランダにカメラをセットして、雷の撮影で遊んでます。

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ISO100, f/9, 15sの条件で、三脚放置撮影です。138枚中、小さいのも含めて合計14枚に稲光が写っていたので、その14枚を明合成しています。

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20分間の明合成写真です。ISO200, f/9, 13sの条件です。

 

⇩雷写真の撮影方法は下記にまとめました。

 

夜景写真

これは自然とは違いますが、夜景撮影って、ちょっと理科の実験ぽいところが好きなんです。夜景撮影には長時間露光が必要になるのですが、長時間露光の写真撮影って、星写真もそうなのですが、ちょっと理科の実験をやっている気分になるので、好きなんです。

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オースティンのダウンタウンの夜景

 

⇩コチラも夜景撮影ネタです。

 

最後に

もちろん風景写真、街角スナップ写真、料理写真なども撮りますが、そういうのは記録として撮るだけで、自分にとっては、あまりワクワクする被写体ではありません。

基本は、理科の教科書に載ってそうな写真が私をワクワクさせる被写体です。万人受けする写真ジャンルではないかもしれませんが、そんな写真が好きな私です。

今は一時帰国中ですが、年明けテキサスに戻ったら、テキサスの上記いずれかの写真をまたいろいろアップしていきたいと思っています。

よろしければ、またご覧になってくださいね!